価格がどれほど純正品より安くても、品質に問題があると逆に高くついてしまうことになりかねません。まず注目したいのは不具合率です。通販業者のホームページでは、不具合率が公表されていることがあります。当然のことではありますが、数字は低いに越したことはありません。
このほか、空のトナーカートリッジの回収後に充填だけしていないかチェックしましょう。トナーの感光体ドラムがすり減っている、傷が付いている、紫外線で劣化している状態では、印刷物に黒い点や線、色が薄くなる、かすれるなどの問題をおこす原因になります。
リサイクルトナーの通販業者が回収後に洗浄・交換・修理を行なっていると大抵の場合は安心です。また、純正品と同じ量のトナーを充填したとしても、同じ枚数を印刷できるとは限りません。純正品とリサイクル品では量は同じでもトナーの中身に違いがあるため、印刷可能な枚数には差が生じます。
実際、同量のトナーを充填していても、純正品の半分の印刷枚数にも届かないようなものもあります。あまりに純正品より少ない枚数しか印刷できないと、価格は安くてもかえってお金がかかってしまうことになりかねません。
したがって、この点も通販業者を選ぶときには確認したいことのひとつです。